20世紀前半アメリカ稀代の広告画家J.C.ライエンデッカーのイラストについて、稀ですがオマージュ/パロディを見かけたり教えていただいたりするようになりました。少ないながらもここにまとめておきます。
特定のイラストのオマージュ
『私を月まで連れてって!』読んでいてびっくりしてしまいました。
ちなみに右の元イラストは小説の一場面で、「恐竜の着ぐるみを着た女学生が『ローエングリン』と『ラインの黄金』の活劇をしようとしたところ川に落ちてしまい、主人公に引き上げられる」シーンです。謎な長編作品チョイスですが、当時流行っていた活劇の脚本があったのかもしれません。The Suturday Evening Postのデジタルアーカイブで読めます。
JCLが毎年描いていたNew Year Babyのパロディです。
特定のイラストのオマージュではない
『スティング』の小説のカバーに使われており、見かけて嬉しくなりました。服の皺などがとてもJ.C.ライエンデッカー風に思えるのですが、絵に詳しくないので断言はできず。
こちらは誰風とも言い難いですが、少なくともSEP風ではあるので置いておきます。
J.C.ライエンデッカートーン、ついにMCUデビューですね。