これはなに?
先日パブリックドメインを自力で翻訳し、その訳文のURLを青空文庫に登録した覚書。「あなたもパブリックドメインを翻訳して、青空文庫にURLの登録申請をしませんか」というお誘いでもある。
※ 2023年12月時点の手続きなので、それ以後やそれ以前とは流れが違うかもしれない。青空文庫のウェブサイトを確認するのがよい。
したこと
「青空文庫への作品収録を望まれる方へ」および同ページの「翻訳者が、自身の翻訳の収録を望む場合」について読んだうえで、青空文庫の受付メールアドレス(reception@aozora.gr.jp)に連絡し、指示に従って下記「1〜3」の情報を提供した。
1.翻訳登録の形式指定
登録の形式は2種類があり、翻訳者(著作権者本人)がどちらを望んでいるか伝える必要がある。
- 翻訳者自身がウェブ上に公開している作品へのリンクを、青空文庫に登録する。
- 翻訳者自身が翻訳文を提供し、青空文庫のサイト内に収録する。
2.ボランティア登録に必要な情報
翻訳者(著作権者本人)自らが、翻訳文を青空文庫に登録することを望む場合、その翻訳者を青空文庫ボランティア(耕作員)として登録する必要があるらしい。登録の際は、下記の情報3点(2-1〜2-3)が求められた。
2-1.名前(ペンネームでもよい)
2-2.メールアドレス
2-3.規準への同意
「青空文庫収録ファイルの取り扱い規準」および「青空文庫へのリンク規準」を読み、両文書の趣旨を理解した上で、これに同意していることを示す文章。
※ フマノは、「「青空文庫収録ファイルの取り扱い規準」(http://www.aozora.gr.jp/guide/kijyunn.html)および「青空文庫へのリンク規準」(http://www.aozora.gr.jp/guide/linkkijyunn.html)を読み、両文書の趣旨を理解した上で、これに同意しています。」と送った。
3.翻訳文および付帯情報
3-1.翻訳文(登録を希望するURLもしくは翻訳データ)
「1. 翻訳登録の形式」で「リンク登録」を選んだ場合は、登録を希望するURLを送る。「訳文提供」を選んだ場合は翻訳文を送るのだと思う。
3-2. 「作品について」文(任意)
3-3. 著者「人物について」文(任意)
3-4. 翻訳者「人物について」文(任意)
3-4. 関連ウェブサイトデータ(任意)
そのあと
依頼してからすぐに登録されるわけではない。『日刊ドラキュラ』の場合は1ヶ月半程度かかった。著作権の確認や、公開スケジュールの調整などをしているらしい。
以上